日本ソノケミストリー学会(旧称:ソノケミストリー研究会)
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この度、日本ソノケミストリー学会の会長を拝命することとなりました。1992年「ソノケミストリー研究会」として発足以来,本学会は日本や世界の超音波化学の学術および技術の発展に果たしてきた役割は大きなものがあります。また、本邦における会員数は120名余で, 世界的には欧州ソノケミストリー学会(ESS)を凌ぐ規模であります。昨年にはソノケミストリー国際シンポジウムを開催し、本学会の活動の高さを示すことができましたが、日本ソノケミストリー学会の将来に向けた発展には学会の活性化、国際化、学会連携、若手の育成等に解決すべき問題があります。本会は基礎から応用に至る研究をベースに、日本のソノケミストリーを支えてきましたが、社会への貢献として応用技術に直結する研究が望まれております。一方で、超音波化学については未だに基礎的現象で未解明な点も多くあり、ブレークスルーとなる展開が期待されるところです。これについて、超音波化学の国際学術雑誌、Ultrason. Sonochem.のIF2007は2.434となりました。これをさらに上げるべく、本邦から質の高い原著論文や総説の掲載が期待されるところであります。次には、学問のボーダーレス化への対応です。常時世界規模で情報発信が求められている今日、昨年の国際シンポジウムを契機にさらなる国際化を図る必要があります。それと同時にアジアの中核としての日本のリーダーシップが期待されております。学会連携については、学術会議でも本邦の学会・学術団体のあり方について議論されているところでありますが、学会として「ソノケミストリー」の学問の独自性を保ちつつ、裾野を広げていく努力が求められています。最後は、若手育成についてです。学問の価値は次世代へ継承されてはじめて高まるものであり、学会としても是非積極的に取り組みたい課題と思います。尚、今後の学会活動について理事の先生方にアンケートを実施しました。討論会の充実を図ることは勿論ですが、シンポジウムの開催、教科書の出版、科学研究費の申請、国際学会の検討等について多くの意見が寄せられました。まずは、実現可能なものから、積極的に取り上げて行きたいと存じます。自らの研究の歴史を振り返りますと「ソノケミストリー研究会に育ててもらった気持ちがあります。今度は、恩返しをする番と飯田および朝倉両副会長のお力もお借りして、会の発展に貢献したいと存じます。 最後になりましたが、真の学会および「ソノケミストリー」という学問のさらなる発展は学会員総力を挙げての活動の上に成り立つと思っております。学会員皆様のご支援と、ご協力を切にお願い申し上げます。 |
![]() 日本ソノケミストリー学会会長 近藤 隆 |
平成20年6月
日本ソノケミストリー学会会長
富山大学 大学院医学薬学研究部(医学) 教授 近藤 隆
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〒463-8560 名古屋市守山区下志段味穴ヶ洞2266-98
独立行政法人 産業技術総合研究所 中部センター
先進製造プロセス研究部門 超音波プロセス研究グループ
日本ソノケミストリー学会 事務局
E-mail: jss_admin@j-sonochem.org (@は半角に変換してください。)
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